店舗・名刺・ホームページでブランドを活用できていますか?

私のオフィスは新大阪駅の近くにあり、たくさんの飲食店が立ち並んでいます。

その中の一つに「お菜屋 わだ家」があります。

あの、芸能人の和田アキ子氏がプロデュースした飲食店です。

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お菜屋 わだ家ホームページ
和田アキ子氏の文章を一部抜粋

私もおかげさまで芸能生活 40 周年を迎え、ファンの方々や芸能関係者など、何か還元できればと考えていましたので、今までの感謝の気持ちも踏まえ、朝までお客様を暖かくお迎えできる和食のお店を開業させていただく事となりました。 お店の名前も「わが家」のように寛げるように、「わだ家」と名づけました。

食材につきましても、安心できるもの、身体にやさしいもの、新鮮なものを充分吟味し、全国から仕入れさせていただいております。

「有名人のお店だから繁盛する」という言葉はもはや伝説です。

本当にいい素材を美味しく、そして真心と一緒に落ち着ける空間でご提供する。 「わだ家」はそんなお店にして行きたいと思っています。

———-和田アキ子氏の文章ここまで———-

和田アキ子氏も


「有名人のお店だから繁盛する」という言葉はもはや伝説です。


と言っておられるように、「芸能人のお店だから絶対美味しい」や

「芸能人に会えるかも」と考える事は、無くなってきたと思っています。

しかし、和田アキ子という名前はとても有名です。

日本国中、どこで聞いてもほとんどの人は知っておられるでしょう。

でも、和田アキ子氏がプロデュースした「お菜屋 わだ家」を知っている訳ではありません。

店舗前の看板に和田アキ子プロデュースと書かれているだけで

「へぇー、和田アキ子の飲食店なのか。入ってみよう」

と、お客様が入っていただけるかもしれません。


クラウズWebビジネスアドバイザー-和田アキ子氏プロデュース「わだ家」

このお店、入口のドアに和田アキ子氏の手形(上の赤丸)が埋め込まれています。

これがとても大きい手形なのです。(和田さんゴメンナサイ)

飲食店に入ろうとして、誰の手形なのか判らない手形があれば、

扉を開けるのを躊躇(ちゅうちょ)してしまうかもしれません。

(ゆうれい屋敷・ホラー映画みたい・・・)

でも、和田氏の手形であれば自分の手と比べてしまうでしょう。

先月この飲食店前を通った時には、「和田アキ子プロデュース」の文字は書かれていませんでした。

普通の豚しゃぶを食べさせてくれる飲食店でした。

看板に和田アキ子プロデュースと書くだけでブランド価値が高まったのです。

店舗スタッフには、当たり前の事でも、お店の前を通り過ぎる人にとっては当たり前ではありません。

「自分の常識は、他人の非常識」なのです。

あなたのお店の、名刺やホームページ、店舗看板などの

販売促進ツールをもう一度見直すといままで当たり前と思っていた事が、

「実は間違っている」ことに気づくかもしれませんね。

お客様や相手の立場・目線に立って物事を考えると

今までとは違う新しいアイデアが生まれてくるのです。

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