(※ビジネスアドバイスに関連する記事です)
先日、IT系の先輩経営者さんから事業の生い立ちを聞かせて頂きました。
その経営者さんは、創業されて約10年。
スタッフ数名を雇いプログラミング系の業務を行っておられます。
創業当時、最初の3年は「何でも出来ます」「何でもやります」で、
プログラミングなどのシステム開発から、ホームページ制作、
インターネットに関連する事やパソコンの機種選びまで、
声がかかるとどこでも行き、何でもこなしていたといいます。
次の3年は、別で事業をされている方数名とチームを結成し
クライアントから受注した案件を、得意な人にお願いし制作してもらう。
自分一人で全部行うのではなく、それぞれのプロに作業をお願いし
クオリティを高めることに努力されたそうです。
その次の3年では、チームを組んでいた方と別れ、
ご自身でスタッフを雇い事業を拡大されたそうです。
その頃から、少しずつ「何でもやります」から、プログラミングに特化した
事業展開をされ、社内でのクオリティを大幅に向上されられたそうです。
で、これからの3年をどうするのか?
現在模索中との事でしたが、少しだけ教えて下さいました。
プログラミングの技術はどんどん向上してきた。
3年前に雇用したスタッフも順調にスキルを上げてきているので、
制作作業はスタッフに任せて、社長自身が外に出ていき
新しいモノを取り入れたい。と・・・
他社とチームを作って売り上げが伸び悩んでいる企業をサポートする
プロジェクトを行っていきたいということです。
10年ひと昔と言いますが、がむしゃらに進んで来られた先輩経営者さんの
ビジネスとの向き合い方に感銘しました。
先輩からいろいろと教わり、大切な事を後輩へと伝える
そんな経営者を目指します。